上海株 空前のアゲ相場に黄信号

「来年は北京五輪があるから、大丈夫だっていうけどさ……」
　底堅い牽引力、北京五輪へのカウントダウンが始まろうとする中国だが、上海の市民は冴えない。ビル掃除のパートを辞めたのをきっかけに、金と時間を上海株につぎ込んできた初老の許解放さん（仮名）。彼女にとって07年は“めくるめくフィーバーな1年”で終わる予定だった。
　上海総合指数は06年初頭まで1200ポイント弱だったのが、この1年急激な右肩上がりで記録更新。10月にはついに6124ポイントをつけたのだ。史上空前の勢いで、今年春にささやかれた「6000の大台はイケる！」というウワサは見事、現実のものとなった。
　だが、直後これを最高点に18％もドーンと下落。下げ幅は94年以来の大幅なものだけに、許さんはすっかり脱力。「あーあ、あのとき、売っときゃよかった！」と証券会社のボードの前で腕組みをしたままだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071213-00000012-gen-ent


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2007/12/13 (Thu) 北京オリンピック関連情報 Trackback() Comment(0)